人生に必要な2つの行動

人生論

昔、ある人にこんな事を教わりました。

人には「緊急で重要」「緊急だけど重要じゃない」「緊急じゃないけど重要」「緊急でも重要でもない」の4つがあって、人生が上手くいかない人はこの優先順位が間違っているということなんだそうです。

この4つに優先順位をつけるとしたら、「緊急で重要」が1番でしょう。
「緊急でも重要でもない」は4番でしょうね。

ここは意見は分かれないでしょうが、問題は「緊急だけど重要じゃない」と「緊急じゃないけど重要」どちらを優先するかなんです。

人生をうまくいかないひとほど「緊急だけど重要じゃない」事を優先して「緊急じゃないけど重要」なことをしません。

そしてこの「緊急じゃないけど重要」なことを「やらない理由」として「忙しい」って言うんですね。
その忙しくしている理由が、「緊急だけど重要じゃない」ことに時間を使っているから。

具体的には「緊急だけど重要じゃない」ってことは、「同僚との飲み会」「ママ友とのお食事会」みたいに「お誘い」だったり「毎月」みたいな「暗黙の了解」だったりで「なんとなく出ている」ものとか、かってに「ねばならない」と思い込んでやってる行動だったりします。

逆に「緊急じゃないけど重要なこと」って言うのは、本を読んだり動画やブログを読んだりと今の知識を深めたり、知らないことを勉強したり資格などの勉強をしたりって言う「将来への投資」とかです。

これ人生をよくするうえでは非常に重要ですが、「緊急性」はありません。
今日やらなくて明日やらなくても、来週、来月やらなくても目に見えて不具合は起きません。

でも、長い目で見ると人生が良くなりにくくなります。

だから、人生がうまくいく人は間違いなく「緊急じゃないけど重要なこと」ってのを積極的にします。

そして、人生がうまくいかない人は「緊急だけど重要じゃない」ことを優先すると言うより、「緊急じゃないけど重要なこと」を先送りにしてやりません。

僕の仕事でみてても、セッションにしてもレイキアチューメントにしてもパーソナル心理学講座などでもですが、「受けたい」「必要だと思う」と思っていても「そのうち」とか「いずれ」と言って先送りにしている人は、まず「いずれ」はありません。

もちろん、そこには「お金とか時間」って言うリソースが足らないって時もあるのは仕方がないんですが、それをなんとかしようとはせずに「そのうち」と言って「緊急だけど重要じゃない」にそのリソースを消費してしまいます。

逆にうまくいく人ほど、の優先順位が高いので積極的に「時間とお金」ってリソースを作ろうとします。

この「優先順位」は非常に大切な考え方なんですが、ここに一つ大きな問題があるんです。

それは「何をして重要」と思うかなんですね。

人によって「重要」の価値観がいろいろあるのもですし、自分にとって何が重要なのかを見誤っていたり、「常識」とか「当たり前」ばかりに囚われてそちらを「重要」だと思ってしまってる人も多くいるんです。

だから、意外と「緊急でも重要でもないこと」と定義づけていることのなかに本当は「重要」な事が隠れていたりもします。

例えば、「食べたいお菓子を買って食べる」

緊急でも重要でもないに分類する人は多くいると思います。
もちろん、これも「価値観」ではありますが、自分の価値観ではなく「誰か」から知らないうちに刷り込まれた「常識」とか「当たり前」が「価値観」だと思いこんで「重要じゃない」になっいていたりもします。

「自分の心の中にいる子供の自分」
これって「幸せ」とかにはけっこう重要な存在だったりします。

その子供の自分の願いを叶えるのは幸せ感を上げるのにも、「運」と言う要素を上げるのにも重要なんです。

それなら「お菓子を買う」は多くに人には「リソースが足らない」ってことの起きないことで、そんな実現が容易な願いすら「叶えてくれない」と子どもの自分は拗ねてしまうので「幸福感」も「運」も下がります。

多くの上手くいかない人は、「緊急じゃないけど重要なこと」の優先順位を上げてないことと自分にとっての「重要」がわかってない事が多いんですね。

効率とか常識とかにばかり目が言って、本質的なところが見えていない事が多くてそんな時には「緊急じゃないけど重要なこと」と「緊急でも重要でもないこと」の中に「答え」があったりするんですね。

「緊急で重要」なことは自然とします。

「緊急だけど重要じゃない」はやらないと行けない時もありますが、できるだけ避ける必要があります。

必要なのは「緊急じゃないけど重要」と「緊急でも重要でもない」だったりするんですね。

少しそんな観点で自分の行動やこれからの事を考えてみると良いかと思いますよ。

これで終わります。

タイトルとURLをコピーしました